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企業家

盛田 昭夫
Akio Morita

日本人イノベーターの元祖「世界のソニー」を創業

井深大と共に、ソニー創業者の一人。1992年(平成4年)、名誉大英帝国勲章を受勲。

所属企業名

ソニー株式会社
Sony Corporation

世界に影響力のある『SONY』ブランド

テレビ、デジタルイメージング、オーディオ・ビデオ、半導体、コンポーネントの製品を開発、販売。その他、携帯電話端末、映画、音楽、ゲーム、金融、ネットワークサービス等に関連した事業を行う。日本初のトランジスタラジオ、ウォークマン、プレイステーション、AIBOなど、画期的な製品を世に出して日本企業のイノベーションの代表事例になっている。

盛田 昭夫の記事盛田 昭夫の説明

1921(大正10)年01月26日、愛知県常滑市生まれ。造り酒屋「子の日松」の盛田久左エ門の長男。1944(昭和19)年、大阪帝国大学理学部物理学科卒業。海軍技術中尉となる。1943(昭和18)年、陸海軍と民間の研究者からなる科学技術研究会で、生涯のパートナーとなる井深大(後のソニー社長)を知る。2人は敗戦後の混乱の中で音信不通となるが、朝日新聞に載った井深の作った短波受信機の記事で消息を知り再会。

1946(昭和21)年05月、東京・日本橋の白木屋デパート3階に東京通信工業を設立。井深の義父の前田多門(元文相)が社長、井深が技術担当の専務、盛田が営業担当の常務となって事業を始める。「大会社のできないことをやり、技術の力で祖国復興に役立てよう」と進取の気風をうたった設立趣意書は有名。東京通信工業が手始めに開発したのは、国産初のテープレコーダ。続いてステレオ装置を完成、日本初のステレオ放送をNHKから行う。1955(昭和30)年、日本初のトランジスタラジオを発売。この年から「SONY」のマークを使用。音『昭和OUND』や『昭和ONIC』の語源となったラテン語の『昭和ONU昭和 (ソヌス)』と、小さい坊やという意味の『昭和ONNY』を掛け合わせて作った言葉。1957(昭和32)年、世界最小のポケット型トランジスターラジオを発売。盛田はアメリカに輸出のターゲットを定めて、拠点を築く。1958(昭和33)年、社名をソニーと変更。1959(昭和34)年、副社長(井深は50年から社長)に就任。1960(昭和35)年アメリカ販社を設立し社長に就任し、ニューヨークに暮し、米放送大手CBSと提携し音楽分野に参入するなど事業の国際化に努めた。この年、世界初のトランジスタテレビ発売。1961(昭和36)年、日本企業として初めてアメリカで新株を発行、2時間で完売し「ソニー神話」が生まれる。1971(昭和46)年、社長就任(井深は会長)。その間もソニーは発展を続け、トリニトロンカラーテレビなどヒットを続ける。1976(昭和51)年、井深の名誉会長就任と同時に会長となった盛田は、自ら企画したウォークマンで大ヒットを飛ばすが、一方で家庭用ビデオデッキの企画統一問題では、あくまで自社独自のベータ方式を堅持し、VHS陣営に市場で敗れる結果となった。

1986(昭和61)年『メイド・イン・ジャパン』を世界17カ国で出版。1986(昭和61)年、最若手の経団連副会長に就任(1992年まで)。日米賢人会、日米財界人会議などでも活躍し、財界の外務大臣の異名がある。1989(平成1)年コロンビア映画を買収、新しい日米関係のあり方を問う『NOと言える日本』(参議院議員・石原慎太郎との共著)を出版するなど、その言動は国際的にも反響を呼ぶ。1991(平成3)年、勲一等瑞宝章受章。1992(平成4)年、英国王室から名誉大英勲章を受ける。1993(平成5)年、細川護熙内閣発足時には、民間からの候補として名前が挙がったが、11月、脳内出血で倒れ、以後、ハワイで療養。1994(平成6)年ソニーのファウンダー・名誉会長に就任。1998(平成10)年、米誌タイムの11月発売号で、ビジネスの世界で今世紀最も影響力のあった経済人20人として、米自動車王のヘンリー・フォード、マイクロソフトのビル・ゲイツ会長らと並んで日本でただ1人、盛田氏を「メード・イン・ジャパンの名声を築いた」人物として選ばれる。

出典 : 企業家人物辞典より一部抜粋

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